お早うございます。お変わりございませんか。
女将便りのお時間です。 八甲田-十和田の国道103号雪の回廊では、3月30.31日、4月1日の全面開通を前に「八甲田ウォーク」というイベントが行われております。今年は場所によっては、雪の壁が高さ12mもあるそうです。 世間では、中国の「PM2.5」が物議を醸しておりますが・・・八甲田にも時折やってくる「黄砂」が今年はあまり見当たらず、雪面はとてもきれいです。 チャンスがある方は、壁があまり低くならない内に、ご覧になって戴きたいです。 明日4月1日からは、車で通行可能です。 話題は変りまして・・・春です。出会いと別れの季節とも云えます。転勤、就職、留学etc・・・ そう云えば、八甲田・酸ケ湯と十和田も冬の間は、通行止!!! 明日、4月1日は出逢いの日なのですね。 本日の地元紙、東奥日報の社説が八甲田の春を素適に紹介してくれています。少し引用致します。 ☆残雪をいただいた近くの山々の表情が緩んで見える。 「山眠る」季節が退き、「山笑う」季節が巡ってきた。 ☆眠りから覚めた山々が動き出し、賑いが戻ってくる。 ☆「山滴る」夏 ☆除雪は「山粧う」秋から周到に準備をするという。 ※この文には、解説が必要ですね。どうして秋に除雪?と思われたのではないでしょうか。少し積もり始めると、雪原から道路を探り当てて進み、雪の壁を左右均等に積み上げていくそうです。路肩の土で雪壁を汚さないよう細心の注意を払い進められる作業。 今年は豪雪、酷雪、急変する天気の為、いつになく厳しい作業だったようです。 「眠る」「笑う」「滴る」「粧う」何と柔らかな気持ちをくれる、形容詞の皆様でしょう!! 2013、3、31付の社説【天地人】は、こう結んでいます。 「雪の回廊は12mに達する。隊員達の努力の結晶は見応え十分だろう。山麓一帯のブナの芽吹きが待ち遠しくなる。〈故郷やどちらを見ても山笑う〉正岡子規」 結局、話題は変わりませんでした。 ゲレンデにはまだ、4m余の雪がありますが、市内からここまでの道中は、すっかり雪解け、アスファルトが見えております。自分なりの山を感じる為、言葉を探しに、八甲田へいらしてみませんか? 本日も一日、どうぞ楽しく、つつがなくお過ごし下さい。 では、次の女将便りまで、お元気で・・・ 追伸 女将のつぶやきをご静聴下り、有難うございます。 今日14:00からリンクステーションホール青森文化会館で友人(合唱団の一員として)唄います。 「メサイア」心を落ち着ける為に、いらしてみませんか? スポンサーサイト
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お早うございます。
八甲田にもようやく春の気配が漂い始めました。 今年は桜前線も「新幹線はやぶさ」なみのスピードで急上昇、弘前公園の桜も開花が早まりそうですね。 八甲田もGW明けまで、滑走可能な積雪状態です。 そこで、皆様にお得な情報です。 4/20~5/6まで、お部屋に若干空きがございます。この機会に、桜とスキーを楽しんでみてはいかがでしょうか。連泊も可能です。 早い者勝ちです。直接、八甲田リゾートホテル 予約課にお問い合わせください。 従業員一同、お待ちしております。 女将代筆、支配人便りでした。 |
Good morning!!
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、八甲田にはあてはまらぬようで・・・ 3/23現在、今だ4m20cmの積雪を有し、お空からはふわりふわりと、我が良き友が遊びに来ております。 もちろんスキーヤーは大喜び!! 本日も当館は、満員御礼。 心より感謝を申し上げます。 私も半世紀を生き、大部ガタついてきましたが、当館も4半世紀 25才です。あちこちくたびれて参りました。 修理したいところを、リストアップしてみたのです。 1.部屋の畳 2.屋根全部 3.大広間の畳 4.ジュータンのしみ 5.風呂場の湿気からでるカビ退治 6.あちこちのドアのガタつき 7.リニューアルしたい食器類 「うーん、数えるとキリが無い・・・・」でも、少しずつ今年度も手を加えてきたのです。例えば、レストランのテーブルクロスを新調しました。古くなったフロントのレジスターも新品がやって参りました。屋根も一部ですが補修をし、非常口のドアも新人です。お風呂のカビさんは、今年急成長して、びっくり。雪解けを待ち、壁、床、天井をはがす予定です。とは云え、今、目の前に見えるものを何とかしたいと思い、先程、少し針仕事をして参りました。ほんの少しでも私の思いが伝われば嬉しいです。(脱衣籠棚の後ろに即席カーテンをつけました) 売店のレイアウトもちょっぴり変更致しました。夕食後、バーみたいに、お酒処として、二次会利用して戴ければな、と思います。 古くて、小さなスペースだけど、一生懸命のお掃除が伝わるような、そんな宿になりたいと思います。 本日、スキー場は、チビッ子無料DAYです。又、イベントとしてモーグルのような、こぶチャレンジレースも行っております。 先週は、八甲田カップとマスターズの大会があったので、ゲレンデは、賑やかに歓声が・・・ 今日もウェアの華が沢山咲いてくれると嬉しいです。 昨夜の降雪は「ほんの少し」今日の風は「おだやか」ロープウェイが混雑しそうな、素適な予感!! お陽様も熱いほどです。 皆様、日焼け止めをたっぷり、塗ってからお出かけ下さい。 25,3,24 女将便りでございます。 |
お早うございます。3月17日日曜日。今日は7℃位まで暖かくなるそうですが・・・ 昨日、山の天気予報は、大はずれ。朝だけは快晴でしたが、昼からは時折吹雪くほど、風も20mを超え、ロープウエィもスローモーションのように運行しておりました。
八甲田山カップという大会1日目のレースが行われたのですが、生憎の風と雪の為、レースは幾度も中断。 小学生のレースはやっと終えたのですが、中学生以上は遅い時刻の出走の為寒さもどんどん厳しくなり大変でした。 ついに、旗門が全く見えなくなり「中止」を宣言すると、スタート地点で震えながら待機をしていたレーシングスーツの選手たちから、一様に「やったー」という歓声!! 本当に寒かったのだろうと思います。 本当は昨年に対し、降雪1.1倍乍ら積雪3.4倍という暖気しらず。 北風小僧の寒太郎は、どうして、こうも暴れん坊将軍なのでしょうか。 本日2日目のレースが、どうか良きコンディションのもとで行われますように・・・ 「雪害」 今年も沢山あります。凍りついた雪と共に屋根からはがれおちたトタン。巾5m長さ7.8mにもなろうかという氷柱(つらら)が攻撃し、毎年のように砕け散る窓ガラス。 国道103号線では、毎日のようにスリップ事故。吹雪にコースを見失うプチ遭難。強風に動けなくなるゴンドラ。落雪が断線をを招き、聞こえなくなった、ゆうせん・有線放送。 そしてここ数日は、繋がらない電話です。 NTTの回線のどこかにトラブルがあるそうで、八甲田リゾートホテル、八甲田スキー場、八甲田山荘が不通状態です。 つぶれたわけではありませんので・・・ でも、電話が繋がらないと、怪しいと思われますよね!?。 一応、録音(NTT)で説明はあるのですが、困っています。 これで、大型のご予約を失っていたらと思うとぞっとします。 それぞれ、携帯電話を駆使して、しのいでおりますが、1日も早い、いいえ1分1秒でも早い復旧を願っております。 NTTの皆様どうぞよろしくお願い致します。 さて、今日はネーミングについてお話をしたいと思います。 JTB協定旅館ホテル連盟(通称・旅ホ連)という活動があります。その中の「滋賀支部」が「びわ湖支部」に名称を変更しました。 マイナーイメージの滋賀よりも、メジャーな琵琶湖。 「平仮名の”びわ”は文化を表し”湖”は自然」を表現しているのだよと、前責任者からアドバイスをいただき、支部の皆さん「それは、ええやん!!」と、大賛成だったそうです。 私共の館は「八甲田リゾートホテル」「寒水沢温泉」「レストラン 杜の香り」と3つの固有名詞を持ちます。 しかし、「びわ湖支部」の話を伺い、考えました。 1、母なる樹木 ぶな林に抱かれたホテル 2、満天の星空 3、湧き出る八甲田の清水 4、清浄の空気 5、鳥々のさえずり 6、柔らかな湯の温泉 7、アオモリトドマツの樹氷 8、寒水の滝 9、パウダースノー 10、360度のパノラマ 11,12,13,14、と数え上げれば限りない悠久の自然資産を持つ、我が家のネーミング(総称)は、八甲田リゾートホテルで、良かったのでしょうか。 と言っても、今になって変更するするわけではございません。 でも、芸名、源氏名のように「又の名を○○○○○」というのは「有り!!」かなあと思いませんか? 例えば 1、寒水沢ホテル 2、ぶなの森ホテル 3、ぶな(林)の館 4、寒水庵(苑) 等々 私のとぼしい脳みそでは、あまり出てきませんが、考えると少し楽しくなります。 ブナの芽吹きは、美しく心にしみ入り、雪国の人々に優しく春の訪れを告げます。 私達にとって、冬とは春の喜びを感受する為の偉大なる序曲なのです。 目を閉じてご一緒に考えてみて下さいますか。 早春の薄緑の色彩が見る間に稜線をかけあがって行く様を思い浮かべながら、あなたならではの命名を楽しんでいただけたら嬉しいです。 どうやら、今日のお天気は、大会日和・・・・ まもなく9:30から2日目のレースが行われます。 これより、大会の放送係りに変身いたします。 では、次回まで、必ず、お元気で・・・・・ 本日も長文で、ごめんなさい。 女将だよりでございました。 |
女将だより
2013 / 03 / 03 ( Sun ) お早うございます。女将だよりでございます。
昨夜、秋田新幹線「こまち」が脱線し夜通し頑張った方達が、多勢いらしたようです。 雨返しの悪天候は、こちら八甲田も猛威をふるいロープーウエイ も止まり、ツアーもほとんど中止。残念な1日となりました。 本日は、リフト乗り場からゲレンデを見通せる程度の雪が降っています。 現在6:30.午後は、「くもり」の予定です。 どうやらツアーも出発できそう・・・・・。 昨夜、宿ごもりをされてた皆さんもホッとしていらっしゃることでしょう。 さて本日は、連日のお天気ニュース「青森市酸ヶ湯では、5m66cmを記録・・・」 について一言。 お蔭様でもともと有名な酸ヶ湯の名前がますます有名に!! ここ寒水沢からたった5分の酸ヶ湯には気象庁の地域気象観測システムアメダスがあります。 高さ650mに取り付けられてはいるのですが、うず高い雪に覆われて上の方が、ちょっぴり 見えているだけです。元々55cmに設置されていたのですが、 あまりの降雪積雪に100cmのお引越しとなりました。 今年の降雪量は、例年の1.1倍だそうですが、暖気日が少なく積雪量は、3.4倍なのだそうです。 どうやら春スキーの雪も心配せずにすみそうで関係者一同ほっといたしております。 ご常連の皆様は、八甲田山系がどんな所ご存知でしょうが、まだ来た事がない読者の皆様にお伝え致します。 ここ八甲田寒水沢は、1年中通行可能。JRバスも走っております。もちろん電気も電話も通じており 「光」もやってきておりましてネットも普通に使えます。 AUとDOCOMOの電波は、ばっちり。 万一にもあってほしくはないですが、ご自分の所在地が分からなくなった時は、携帯で「SOS」を 発信できます。魚屋さんや肉屋さんや酒屋さん、クリーニング屋さんも配達に来てくれます。 市内と(雪の為)通行不能で閉ざされるのは10年に1日位です。 一冬中、除雪隊が、駐在しており1日中積雪状況にあわせて除雪が行われ国道103号は、 むしろ市内より走りやすいくらいです。 スキーかスノボー以外にもスノーシューでの山中トレッキング写真撮影を目的とされる ゲストもお見えです。宝石のようなパウダースノーが、きらきらと輝く八甲田には、 オーストラリア、アメリカ、アジア、ヨーロッパからも多くのファンが訪れ、当ホテル内は、 日によっては、日本人の方が、少ないくらいです。 もちろん温泉湯治も幸せいっぱいです。 TVとパソコン位はありますが、都会の喧騒から離れて雪景色にすっぽりと包まれ何も無い 贅沢を堪能する!!大切な人とゆっくり過ごし語らうにはうってつけのところです。 只今、3月3日9:00 レストラン「杜の香り」は、モーニングバイキングの為、開店のお時間です。 |
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